悔しい選択。
【区切り】審査請求を見送ることにしました
前回からのその後
前回の記事でお伝えした「教示書交付請求書」は、無事にハローワーク側から回答があり、審査請求そのものは手続き上いつでも起こせる状態が整いました。資格給の不払いについての「あっせん」も、労働局とのやり取りを並行して進めていました。
ただ、あっせんの証拠固めや書面作成を進める中で、雇用保険まわりの手続き全体について、労働関係の専門家である社会保険労務士の先生にも改めて意見を伺う機会がありました。弁護士の先生からいただいていた「結果を翻すのは難しい」という見立てと合わせて、費用・時間・現実的な見込みを社労士の先生の視点からも整理していただいた結果、審査請求については見送るという判断に至りました。
複数の専門家の意見を聞けたこと自体は、遠回りのようで実は自分の状況を多角的に理解する助けになったと感じています。以下、当時の心境をそのまま残しておきます。
これまで準備を進めてきた審査請求について、今回、一つの区切りをつけることにしました。
結論から言えば、社会保険労務士の先生に相談した結果、今回は審査請求を見送る判断をしました。
悔しさは、あります。
退職に至る経緯や会社側の対応に納得できない部分があり、最後まで可能性を探りたいという気持ちは強くありました。ただ、専門家の目線で現状を整理したとき、認められる見込みは高くないという見解でした。
審査請求は制度上、もちろん可能です。しかし「できる」と「現実的に結果が見込める」は、別の話です。
ここは認めざるを得ないところでした。
「納得できない」と「続けるべき」は、別の問題
今回強く感じたのは、納得できないことがあったとしても、それをどこまで追い続けるかは別問題だということです。
退職までの流れに対して、思うところは今でもあります。しかしその思いをすべて手続きに乗せて争い続けるには、時間も体力も消耗します。
そして今の私には、2026年11月の行政書士試験合格という明確な目標があります。
過去の出来事にエネルギーを注ぎ続けるよりも、この悔しさを勉強へのエネルギーに変える。知識をつけて、次の人生につなげていく。今の自分には、その選択の方が前向きだと判断しました。
今回の経験は、無駄ではなかった
審査請求を見送ることになったとはいえ、今回の一連の経験が無駄だったとは思っていません。
退職の経緯を整理し、資料を集め、専門家に相談し、自分の主張を言語化する。この過程で、労働問題・雇用保険・行政手続き・専門家への相談の仕方など、当事者として体験したからこそ分かったことが数多くありました。
法律を学ぶうえで、今回の経験は必ず血肉になると信じています。
これからは行政書士試験に集中します
今回の件は、ここでいったん区切りをつけます。
完全に納得したわけではありません。ただ、いつまでも過去に引っ張られていては、前に進めない。それも事実です。
この判断は、逃げではなく、次へ進むための戦略的な区切りです。
悔しさはあります。ただそれを抱え込むのではなく、合格への燃料に変えていきたいと思います。
同じように退職や雇用保険の手続きで悩んでいる方がいれば、一人で抱え込まず、まず社会保険労務士に相談することをおすすめします。私自身、最初にAIの情報を頼りに、専門外の弁護士へ相談してしまい、随分と遠回りをしてしまいました。問題に合った専門家へ最初からたどり着くことの大切さを、今回改めて実感しました。
ここからは、行政書士試験合格に向けて、また一歩ずつ積み上げていきます。
応援してくださった皆さん、ありがとうございました。次は良い報告ができるように、頑張ります。
